コンテナルームで保管するときに気をつけたいこと【湿度編】
2020年03月11日(水) コンテナルーム
「コンテナルームって屋外にあるものもあるけど湿気は大丈夫なのか」「カビが気になってコンテナルームを利用できない」「長期間保管するものが痛まないか心配」
たくさんのものを保管することができるコンテナルームですが、保管状況について不安を抱いている人も多いのではないでしょうか。
今回はコンテナルームで保管するときに気を付けたいこと「湿度編」ということで湿度に注目して説明していきます。
1.湿度がもたらす被害
コンテナルーム内で湿度が高いとカビや結露の原因となります。カビや結露が発生してしまうと保管している荷物が劣化してしまいます。最悪の場合、衣類や書類など一度劣化してしまうと復元することが難しいものは使えなくなってしまうということもあります。
インフルエンザや風邪対策では湿度を50〜60%に保っておくのが効果的と言われていますが、コンテナルームは少し異なります。
湿度対策をしていないコンテナルームでは湿度に敏感な荷物を預け入れることは難しいため、湿度対策を行っているコンテナルームを探してください。また、換気扇や空調が整っておらす、空気の循環が行われていないコンテナルームもカビや結露も原因となるため注意が必要です。
2.湿度対策
一般的に湿度対策が必要な荷物を預ける場合は、空調管理を行なっているところを選びます。空調管理と言っても換気扇が付いているところ、自然換気ができるところと種類は様々です。
換気扇やエアコンなどで空調管理を行っているコンテナルームでは、利用のしやすさはもちろん室温や湿度といった面にも気を使われているところが多く、湿度による荷物の損傷がとても少なくなります。
コンテナルームによっては空調管理を常時行っているところもあるのでぜひ捜してみてください。
ひとつポイントとして、空調管理を行っているコンテナルームを利用する場合、24時間空調管理をおこなっているかどうか確認するようにしましょう。少ない例ではありますが、場合によっては営業時間内しか空調設備をONにしていないところもあるようです。運営会社に問い合わせるようにしましょう。
その他、自分でできる湿度対策として、すのこや棚を使用し荷物をコンテナルームいっぱいに詰め込まない方法があります。これは、荷物と壁や床の間に空気が流れるスペースを作ってあげることで、カビや結露が起こりにくい環境を作ってあげることで、カビの発生を抑制する効果があります。
いかがでしたか。多くのコンテナルームが湿度対策を行っているとは思いますが、お客様自身でもできることはあるので、ぜひ行ってみてください。もしも劣化してしまった場合は保険が降りることもあるかもしれませんので、すぐに諦めるのではなくコンテナルームの運営会社に相談してもいいかもしれません。