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コンテナルームで災害対策〜備蓄・安全確保〜

2020年03月10日(火) コンテナルーム

2011年に発生した東日本大震災や、2016年の熊本地震をはじめ、2018年西日本を中心に発生した豪雨災害(平成30年7月豪雨)など、日本各地で津波・地震・洪水・豪雪・噴火・台風など様々な災害が起きています。

防災意識が高まるにつれ、リスク分散の手段として「コンテナルーム」が近年注目されています。非常食、飲料水、毛布などの防災グッズの第二の保管場所としてコンテナルームを活用する人が増えているようです。

農林水産省のHPには、「災害支援物資が3日以上到着しないことや、物流機能の停止によって1週間はスーパーマーケットやコンビニなどで食品が手に入らないことが想定されます」とあり、「最低3日分〜1週間分×人数分の食品の家庭備蓄が望ましい」といわれています。
(引用元:農林水産省 災害時に備えて食品の家庭備蓄を始めよう)

 

1. 自宅とは別の場所に数日分の食料や生活用品の保管

3日分の食料でしたら自宅へ保管できることが多いですが、1週間分となると家族が多ければ多いほど保管場所にスペースを要するので困りますよね。そこでコンテナルームが食料や生活用品の備蓄に注目されています。

水や食料をはじめ、毛布やオムツ、ラップや紙食器、簡易トイレなどを自宅とは別の場所へ保管する方が多いようです。さらに、折りたたみ自転車を保管しておけば、もしもの時の交通手段に活躍するかもしれません。

 

2. 夏にはあまり出番のない除雪道具の保管にも最適

災害時の備蓄だけに使うのはコスト高という方は、除雪道具や、冬用タイヤなどを空いたスペースに保管しています。除雪道具は種類によっては場所を取るため自宅に倉庫がない場合、コンテナルームの活用が有効的です。

 

3. 背の高い家具に置いてある書籍やおもちゃ

例えば、壁にしっかりと固定されていない2メートル近くある本棚にある本や、おもちゃなどは地震がきた時には転倒し、怪我をする恐れがあります。
そこで、こどもが大きくなってあまり使わなくなったおもちゃはコンテナルームへ移動させたり、本棚を整理しても売ることができず、自宅にも保管出来ない本はコンテナルームへ保管することもできます。
ただし、書籍の場合は湿気やカビに注意する必要があるので、屋外コンテナルームでも空調設備のあるものや、屋内型のコンテナルームを利用するようにしましょう。

 

まとめ

災害対策としてコンテナルームを利用する場合、そのコンテナルームの強度や、災害リスクの低い安全な地域であるかを事前に確認しておくことをおすすめします。
また、自宅や会社など普段過ごす時間の多い場所から何十キロも離れた距離にある場合、災害で交通手段がなくなればコンテナルームへ行くこともできませんので、生活圏内で活用できるコンテナルーム選ぶようにしましょう。

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