コンテナルームをレンタルする際に知っておきたい【3つの鍵の種類】
2020年02月17日(月) コンテナルーム
コンテナルームには鍵が付いていますが、鍵が付いていれば盗難の危険は少ないとは言い切れません。鍵が壊されて中の荷物が盗まれたり、防犯カメラが付いていなかったので誰に盗まれたかわからなかったりというケースもあります。
コンテナルーム運営をしているとお客様から聞かれる質問に「鍵のタイプが違うと何がかわりますか?」というものがあります。
今回は中でも気をつけたい屋外のコンテナルームを例に鍵の種類をご紹介します。
鍵の種類は?
なぜ屋外のコンテナルームの鍵タイプに気をつけたほうが良いかというと、室内型は入り口が限定されており、共通の入り口を通った後に、個々の部屋のコンテナルームの鍵を開け利用するという、多くの場合は最低でも2つの鍵があります。そして、セキュリティ会社のシステムを導入していることが多いです。
しかし、屋外の場合契約者でなくても敷地内に立ち入ることが可能で、多くは各部屋の鍵1つのみとなります。そして防犯カメラを設置していない屋外コンテナルームも少なくはなく、防犯面で屋内型コンテナルームよりも強いと言えないことが多いです。
鍵のタイプには3種類あり、「鍵タイプ」、「暗証番号タイプ」、「カードキータイプ」です。
いずれの鍵も、使い手がどのようにコンテナルームを使うかによって使用に適するタイプが異なります。
1. 暗証番号タイプ(電子鍵)
メリット
・たくさんの人と共有することができ、それぞれに鍵を渡す必要がない。
・鍵を持ち歩く必要がないので、鍵の紛失がない。
・簡単に番号を書き換えることができる。
デメリット
・暗証番号を忘れると開けることができなくなる。
・故障で開かなくなることがある。
・番号を知っている人なら誰でも使用することができるため、第三者に番号が漏洩した場合は施錠される。
・南京錠に比べて高価。
番号を知っている人はいつでも施錠することができるので、複数家族で1つのコンテナルームをシェア利用したい方におすすめです。
2. 鍵タイプ
メリット
・鍵ひとつで施錠できる。
・鍵を紛失した際、複製しやすい。
・鍵を持っている人だけが施錠することができる。
デメリット
・ピッキング被害にあう危険がある。
・鍵を複製されやすい。
鍵タイプは複数名でなく、個人でコンテナルームを使用する方に向いているのではないでしょうか。コンテナルーム会社によっては鍵を複製できる本数に制限がある場合がありますので、必ず確認しましよう。
3. カードキー
メリット
・複製しにくい
・カードを紛失しない限り、ピッキング被害にあう可能性が低い。
デメリット
・紛失してしまうと簡単に複製できない。
・カードを入手すると誰でも簡単に使用できる。
・磁気カードキーの場合、他の磁気を帯びているものに触れていると、カードが壊れることがある。
どんな鍵でもコンテナルームを施錠することはできますが、コンテナルームの使い方にあった鍵をしっかり検討していただきたいと思います。
コンテナルームを利用する際は鍵と合わせて他の防犯設備も整っているか合わせて検討されることをおすすめします。